悩みや不安が尽きず、ずっと探し続けていた本当に幸せになる方法を説いてくれた小嶋 道広（こじまみちひろ、通称みっちゃん）さんとの”魂とお話しするセッション”を１から書き起こしたものです。彼は人の普遍的悩みを人類史上初めて解き明かした人。誰もが抱く漠然とした不安・心配・恐怖の原因を解き、誰もが自分と思っている意識とは別の意識の視点での生き方を提唱。その生き方を選び、人生が劇変、本当の意味での喜び・幸せを感じる人達が急増中
魂とおはなし ‖ 12回目ー 7
人の心境ってな、どんな時でも必ずネガティブとポジティブとが混じってんねん
小嶋道広さんのセッション書き起こしback number
●初回セッション（’17/8） ●２（’17/9） ●３（’18/1） ●４（’18/4） ●５（’18/9） ●６（’18/10） ●7（’19/1） ●8（’19/2） ●９（’19/3） ●10(’19/4) ●11（’19/5） ●前回
▷演劇部の稽古をやるにあたって、無性に全部読んでみたくなり、突然全巻揃えた『ガラスの仮面』の作者さんについて話しています。
かよ
なんか（作者の方は）「何としてもこの時のこのセリフを”マヤ”に言わせたい！」ってことだけが最初どーんと来て、そのセリフを言わすためだけに、ストーリーを繋げてるって
みっちゃん
ああーそれはそうだね、それはわかるわかる。あの人も多分降りて来てるんやろね、色々。その言葉だけが。”マヤ”に言わせる言葉だけがバッ降りて来んねやろな
みっちゃん
ほんでその間（かん）のストーリーは降りて来ないんやろな
かよ
うん、ね。本当にね、結末知りたいよね、（自分が）死ぬまでにね
かよ
（物語の結末が）結局どうなるのか（ガラスの仮面全巻を購入する時に見かけたレビューで）もうみんな悲痛の叫びやねん、そんなレビュー何件もあって（笑）
かよ
あとなんか（レビューの中に）あれもあって、なんか「（主人公のマヤのライバルである姫川）あゆみちゃんがもう可哀想すぎるので、せめて紅天女（くれないてんにょ。マヤとあゆみが競い合っている精霊の役）はあゆみちゃんにやらせてあげてください」とか（笑）
かよ
「ここで目も見えなくなって、紅天女もできなかったら、彼女に何が残るんですか？もうマヤちゃんはマスミさん（主人公マヤの相思相愛の男性）がいるからいいじゃないですか！」とか、面白かったで〜レビュー見るの（笑）
みっちゃん
でもあゆみちゃんもカメラマンの人おるやんな
みっちゃん
いやいやいや。いやでもさ、あの、そういう熱いだけの芝居と、ジンとくる芝居と。同じように感情をストレートに表現してても「ただ熱いだけ」っていう芝居があるのね
みっちゃん
で、かよちゃんの昨日のやつ（大阪の歓魂祭の舞台でやった一人演劇）は、そうじゃなくて、ジンと伝わってくる・・・「ほんまに何いうてんねん？」ていう（笑）
みっちゃん
内容は、「・・なんじゃ？え？なんの話？」みたいな（笑）「私が私じゃないって、どういうこと？」みたいなんてさ、「ほんまにどういうこと？」みたいな（笑）
▷頭の思考である自我意識が、「私の本質は自我ではない」という事実をなかなか受け入れられず、「そんなの絶対に許さない！イヤだ！」ともがき叫び、泣きわめき、最後の最後に、そうして自我意識が認めず受け入れられずあがいていること自体が、その人間意識を創った創造主から見たら、全て素晴らしいのだ、ということに気がつく、という一人芝居でした。
かよ
うんうんうん（笑）（司会の）◯◯ちゃんが（あまりに観ている観客の方々が意味がわからない内容だろうと劇の意味を説明してくれた）フォローしてたもんな（笑）司会でな。
みっちゃん
やねんけど、なんせさ、なのに、何かその、痛みと・・自我さんが「どういうこと？」っていうふうに言ってんのに、その自我さんは悲しみのはずやのに、その悲しみの自我さんが、少し何か期待している感が・・・
みっちゃん
わかる？（笑）わかる？（笑）その自我さんが、ものすごいショッキングなこと言われて、すごく悲しいし、つらい心境になってるのに、どっかで「え、なんか面白そう（笑）」って
みっちゃん
それはそれで、何か・・わけわからんけど、何か、絶望の中に、「もうどうしていいかわからない」っていう中に答えがあるんなら、それはどうなの？私にとってもいいことじゃないの？みたいなね、
みっちゃん
そういうかすかなかすかな、なんかポジティブな心境がなんか奥の方にあるのよ
みっちゃん
あんな、人の心境ってな、その、口で言うとやで？
みっちゃん
どんな時でも必ず、ネガティブとポジティブとが混じってんねん
みっちゃん
むっちゃ人に、なんかすごいラッキーなことになって、「めっちゃ嬉しい！」ってなるんやけど、「え、ほんとにこんなラッキーで大丈夫？」ってなる
みっちゃん
でも熱いだけの芝居をする奴は、その一方のところをストレートに表現するだけで、通してしまいよんねやんか
みっちゃん
悲しいやったら、悲しいだけとか、嬉しいやったら嬉しいだけを、演（や）りよんねん
みっちゃん
私の中に「悲しい！」ていう体験の中に、「ちょっとだけホッとしてる」とか、あるのよね
かよ
ああーーーーーなんかあの・・「自我さんの気持ち」みたいなんを、表現したのって多分初めてなのね、昨日が。
かよ
で、言ってることは絶望やし、悲しいし怒りやけど・・・嬉しかったんよ、なんか
かよ
うん、うふふふふふ（笑）誰の喜びか、もはやわからんけど（笑）
みっちゃん
あの、潔く、完全にダメ出しをされた時、「悲しいけど、なんかそれを言ってくれて諦めがつきました」みたいな喜びあるやん
次の魂との会話に続く
▷先日開催された歓魂祭（かんこんさい：それぞれが本質的にやりたいことを頭の思考意識が嫌がっても思い切って舞台上でそれをやりきるというイベント）での一コマ。ピアノ弾き語りを終えた私に、司会の男性（小嶋 道広さん）が「歌いたいという想いになかなかピアノの腕が追いつかんなー僕もそやけど」と言って、二人で「精進しましょ！」と笑い合っています（笑）
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