路上パフォーマンスで結果的に得るもの
路上に立つ時に恐る恐る”投げ銭箱”を置き始めて(泣きそうな気持ちで・・・笑。なんだろうね。「投げ銭箱を置くからには」という大義名分を前に頭の思考はものすごい御託を並べてくる。普段そんなこと考えもしないのに人様からお金を頂くとなると、途端に「自分の趣味の範疇でやることではなくそれなりのクオリティが必要だ!」と嘯く。元々全てが自分の好きでやってることだっちゅーの。それしかないっちゅーの。)
しばらく経ったら
路上で歌うこと=何かを人前でわかりやすく披露することが自分にもたらすもの
が少しずつ感覚でわかって来た
路上で起こる3つの変化
そもそもは「ともかく人前で自分のやりたいことをやる=路上だ!」と飛び出し気味で始めたけれど
やってみた結果、自分の体感で得たものはコレでした
❶単純に嬉しい→クオリティがとかあーだこーだ言ってたのが瞬時に吹き飛ぶ勢いの込み上げて来る歓びがすごい
❷外側に左右されない自分→人前でする事で、誰が何を言おうと、自分をどう見てようと「コレがわたし」という感覚を持つ。つまり人の目線を気にしないドンとした自分を確立していく。
❸出来た自分を誇る→足が震えながらでも声がかすれてても「今の等身大の自分をさらけだし、やったのだ」という事実が後々からじわじわと沁みてくる。。。自分のしたい事を頭が色んな理由を付けて「やめよ」と言って来るのを無視して貫き通すと「わたし、なかなかやるじゃん」って結果感じて、自分が誇らしくなる。要は、単純に自分が好きになっていく。
「自分が好き」は絶対たどり着けない領域
ちなみに、「自分が好き」ってわたしにはとてもハードルが高い事で(なにせ自己肯定感が地底を這いつくばってたもんで)巷でよく聞く「私は私のこと大好き♡」ってのは本気で夢物語りだと信じていた(色々ポジティブはそんなはずないと信じられないくせにネガティブに関しちゃあすぐ信じ込める不思議)。
それがあなた…40年かけてあらゆる方法試しても一向に、絶対に持てなかった「わたしが好き」って感覚が、たったの“路上に立ってパフォーマンスするだけ”で、まさかの持てちゃうなんて・・・
ビックリっすよ・・・
なんだったんだわたしの40年。マジで。
「わたしが好き」な感覚持ちたい人は騙されてみて
さあここまで読んで、あなたは思うよね
「え?コレって・・・この人だからだよね」
と、思うでしょう
わたしも思ってた。やるまで。実際に自分がやってみるまでは。
一部の人間だけが、実際に動けて、その結果「わたしが好き」の領域にいけるのだ、と。
でもね、コレすごいんですよ。
誰でもこの感覚持てるの。
もっかい言うよ
誰でも
この「わたしが好き」って感覚を持てるの
「そんな事なんでわかるんですか?」って顔斜めにしながらちょっと憎しみ込めて思うよね。
わたしの周りは路上パフォーマンスしてる人ばっかりなんだけど
その全員がその感覚を味わってるんだ
「いやいや・・・だからそういう事出来る人だけがやってるんだろ?わたしには無理」ってちょっとキレ気味だよね。
それがさ、最近わたしの周りはすごくって
「もう絶対に絶対にわたしはそういう事しませんから。無理だから。ありえません。」って静かにバッサリと路上を頑なに拒否してた人たちがやり始めてんのよ。
もう人が見たらものすごい常識人で、育ちも良い綺麗な人でね
路上立って歌ってると「あなた・・・なんでこんな事やってるんですか?!」って声かけられる事がめちゃくちゃ多いんだって(笑)
最初その人の路上の話が出て来た時は、本当にものすごい抵抗があって泣いてたよ。
「嫌です。無理です。わたしは出来ません。人前で歌う事が本当に苦手でカラオケも行けないし、ましてや路上なんて・・・」って
でも、路上に実際立ってみたら
そんな自分が泣けるほど嬉しい。。。ってなってるんだってさ
自分を好きになる一番の方法
さあ騙されてみよう(笑)
「どうしたら自分を好きになれるか」の答えを、もしあなたがずっと探しているなら・・・
一番早くて、一番お金かからない(何せ路上はフリー笑)、一番嬉しい方法です。
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